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  • 利也 山添
  • 2月11日
  • 読了時間: 1分


私は新規の商談で見積書を持って営業に行くことがありません。


私は展示会に出展している時にバイヤーさんから「見積り送っといて」と言われても送りません。


なぜなら、バイヤーさんが持つ適度な掛率を知らずに見積書を作ると、条件が合わなくて見送られるか、必要以上に安く卸すことになってしまう可能性が出てくるからです。


条件が合わなくて見送られるというのは、例えばバイヤーさんが7掛なら仕入れると思っているのに、8掛で見積書を作ってしまったら、条件が合わなくて受注できないことを指します。


必要以上に安く卸すというのは、例えばバイヤーさんが8掛でも仕入れてくれるのに7掛で卸してしまったら、10%損してしまうことを指します。


見積は口約束のエビデンスと私はよく言います。


商談の最後に出てくる掛率交渉で掛率を確定し、その掛率に則った納価をエビデンスとして書面にして提出してください。


そうすれば、条件が合わなくて見送られることにも、必要以上に安く卸すことにもなりません。


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